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「みどりのリズム」
清水多嘉示
この踊り子は的確な構成の故にきわめてリズミカルです。彼はフランスでブールデルに学びましたが、この作品にも師風を継いだ構築的な手法が示されています。あらゆる感傷的な粉飾なしに踊り子の一瞬のポーズが巧みに造型されています。
製作 :1951年
profile:
1897年長野県生まれ。
画家として出発しましたが、1923年渡仏、ブールデルに師事し、彫刻を学びました。帰国後は彫刻家として国際的に活躍しました。また彼は、御堂筋の建設を推進した関一大阪市長(1923〜35年在任)像(中之島公園に設置)の作者でもあります。
寄付者:(株)みずほ銀行
場所:日土地淀屋橋ビル前
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「休息する女流彫刻家」
アントワーヌ・ブールデル
この彫刻のモデルの「女流彫刻家」はブールデルの助手で、後に彼の妻となったクレオパトールです。彼女に対する作者の暖かいまなざしが、この彫刻のすみずみにあふれています。彼がロダンの影響から脱して、構築的手法による堅固かつ重厚な作品で、独自のブールデル様式の確立を示しています。
製作 :1906年
profile:
1861年フランスのモントーバン生まれ。1893年より15年間にわたって、ロダンの助手として働きました。「弓を引くヘラクレス」や「ベートーベン」連作などの代表作を製作しました。1929年没。
寄付者:日本生命保険相互会社
場所:日本生命保険本館前
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「座る婦人像」
エミリオ・グレコ
不自然とも思われるポーズで、長い脚を投げだす裸婦像です。この像のように長められた比例と機知的なポーズによって像に緊張感を与えるのが常套の手法です。グレコは現代イタリア具象彫刻の代表的な作家で、私達の国にも比較的早くから紹介されて広く知られており、日本各地に彼の彫刻があります。
製作:1980年
profile:
1931年イタリアのシチリア島生まれ。
1943年ローマ・クワトリエンナーレ展に出品、テコラッタ作品が国立近代美術館に買い上げられました。これによって認められた後は、国際的なコンクール等で受賞を重ね、日本でもたびたび展覧会を開催。1995年没。
寄付者:(株)大林組
場所:日本生命保険南館前
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「姉妹」
中村晋也
一口に古典主義といっても、それにはギリシア的な理想化された写実もあれば、ローマ的なきびしい写実もあります。しかし、中村晋也はそのいずれにも徹せず、おだやかなリアリズムによって、甘美な雰囲気醸し出します。この彫刻では、顔も身体もよく似た仲のよい姉妹の親密な関係が巧みにとらえられています。このようになんの誇張も衒いもない自然さが、中村彫刻の特徴です。
製作:1988年
profile:
1926年、三重県に生まれ。
代表作として、鹿児島市甲突河岬の大久保利通像(1979年)など、数多くの野外彫刻を製作。
寄付者:東京海上火災保険(株)
場所:淀屋橋東京海上ビル前
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「みちのく」
高村光太郎
詩人でもある高村光郎に詩集「智恵子抄」があります。精神を病む愛妻への悲劇的な愛の賛歌です。その智恵子の残像を晩年に造型したのが、この「みちのく」です。
この作品は彼の最後の作品となりました。
製作:1953年
profile:
明治彫刻界の重鎮、高村光雲の長男。東京美術学校(現・東京芸術大学)時代にロダンを知り、やがて旧態依然たる彫刻界から離れ、独自の彫刻世界を築き上げました。また「道程」「智恵子抄」などの詩集でも知られます。1956年没。
寄付者:(株)UFJ銀行
場所:UFJ銀行大阪営業部前
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「陽光の中で」
佐藤敬助
平成15年9月に設置された、もっとも新しい彫刻。金属を感じさせない柔らかい質感が光をより優しく演出します。ただひたすらに優しく、現代の人が求めている「癒し」がそのまま彫刻に表されたようです。作者いわく「人は心満たされるとき、豊かな暖かさを醸し出すと同時に、私達に安らぎを与えてくれると思います。その内容をもとに製作しました。」
製作:2002年
profile:
1971年に日展、日彫展にて初入選。以降、現在まで多数の作品を連続で出品。1976〜1983年まで、作者名を「敬助一平」として作品を発表しています。現在は長崎大学教育学部で教授をされており、自身の製作はもとより後輩の育成や指導に力を入れています。
寄付者:(株)アクセス
場所:アクセスヘッドクォーターズ前
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「ジル」
朝倉響子
現代の普段の生活の身近な情景をなんの気負いもなく表すのが、朝倉彫刻の特色です。 現代に生きる若い女性のあるがままの姿を、美しく上品に表現したところに、この彫刻の魅力があります。
製作:1988年
profile:
近代日本彫刻家の巨匠、朝倉文夫の次女。1925年東京生まれ。
1982年「ニケ」にて中原悌二郎賞を受賞。日本において新宿や銀座、横浜などの都市環境のなかに置かれる野外彫刻を数多く手がけています。
寄付者:(株)三井住友銀行
場所:パーキング前
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「火の王No.1」
フィリップ・キング
彼はイギリスを代表する抽象彫刻家ですが、最近はこのような具象彫刻を手掛けるようになりました。しかし普通の具象彫刻ではありません。まるで舞台劇の登場人物のように激しい動きをはらむ群像であり、「火」という主題を仕上げの荒い金属によってダイナミックにあらわしています。
製作:1989〜90年
profile:
1934年、北アフリカ生まれ。
セントマーチン美術学校で教職につき、彫刻を教えています。彼の教室はギルバート&ジョージをはじめとしたイギリスの現代美術を代表とするスター作家を輩出しています。
寄付者:大阪ウォーターフロント開発(株)
場所:大阪埼玉ビルディング前
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「若い女」
桜井祐一
彼は、人体はだたそこにあるだけで限り無く美しいと考え、一貫してこの作品のように静止した人物の美を探求しました。なんの奇もない自然なポーズの「若い女」に、豊かな存在感を盛り得たのは、このような長い探究の成果です。
製作:1969年
profile:
桜井祐一
1914年、山形県に生まれます。
1933年 日本美術協会展に「聖徒」を出品し銀賞を受賞。翌年は「舞踊」で銅賞を受けます。第3回国際現代彫刻展(国立ロダン美術館)に「あるポーズ」を出品、1977年には長野県野外彫刻賞を受賞。1981没。
寄付者:(株)新生銀行
場所:大阪長和ビル前
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「腕を上げる大きな女」
アントワーヌ・ブールデル
ブールデル彫刻のなかでは珍しく動きの少ない静的な彫刻ですがそのことが、この女性像に更なる重厚さを与えています。的確なモデリングと絶妙なバランスで見事に構成されています。
製作:1909年
profile:
1861年フランスのモントーバン生まれます。15年間ロダンの助手として働きました。初期ギリシャ彫刻の素朴さと力強さにひかれ、構築的な独自のスタイルを完成しました。1929年没。
寄付者:(株)三井住友銀行
場所:銀泉備後町ビル前
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「渚」
淀井敏夫
彫刻家は種々の要素を付け加えるタイプと不要なものを取り去って完成させるタイプに大別できます。淀井は後者の典型です。美のはかなさを感じさせる作品です。
製作:1978年
profile:
1911年、兵庫県に生まれます。昭和30年代より淀井彫刻の主要技法である”石膏直付法”によるユニークな作品を次々と世に発表し高い評価を得ています。
1985年と87年には大規模な回顧展も開かれました。
寄付者:田村駒(株)
場所:大雅ビル前
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「道東の四季・春」
舟越保武
左脚を半歩前に出し、右足で身体を支える、このような支脚と遊脚とを区別することをコントラポストといいます。古代ギリシア時代からこのポーズは理想的とされてきましたが、この作品でも自然体で立つ若い女性が清楚かつ優美に表現されています。
製作:1976年
profile:
1912年石川県に生まれます。船越は敬虔なカトリック信者であり「長崎二十六殉教者記念像」をはじめ宗教色の濃い作品を多く手がけています。
その作風は簡潔にして清楚、詩的な香りを漂わせています。
寄付者:清水建設(株)
場所:御堂筋本町ビル前
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「ブレンダのヴィーナス」
フランチェスコ・メッシーナ
北イタリアのパドヴァの近くを流れるブレンダ川で遊ぶ少女で、メッシーナは彼女をヴィーナスに見立てました。いささかの気負いもない、静かなたたずまいには、彼の初期作品もつ鋭い緊張感はなく、円熟した作風を示します。この作品は1947年にブエノスアイレスでの個展に出品された「アリーチェ」を基に、1987年につくられました。
製作:1987年
profile:
イタリアのシチリア島生まれ。
1921年のナポリ・ビエンナーレでその卓越した技量の高さが世に認められ、1930年〜1932年に発表された「ボクサー」の連作で評価を決定づけました。
寄付者:(株)三保造船所
場所:本町コアビル前
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「ヴェールを持つヴィ−ナス」
オーギュスト・ルノワール
豊満な裸婦の絵画でも知られるルノアールは1903年から彫刻も手がけるようになりました。その彫刻は彼の絵画とまったく共通の甘美な感覚をただよわせています。「悲しみを描いたことのない唯一の画家」といわれるルノアールの彫刻的成果のひとつです。
製作:1914年
profile:
ルノアールは、わが国でも最も人気のある画家です。あふれんばかりの豊穰な色彩が乱舞する少女や裸婦を描いた絵画はよく知られていますが、その彫刻作品はあまり知られていません。1919年没。
寄付者:(株)鴻池組・鴻池運輸(株)・鳳不動産(株)
場所:鴻池ビル南館前
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「少年と少女」
チャドウィック・リン
チャドウィックの彫刻は抽象的です。しかしこの作品で見られるように、鋭い線と面で構成された抽象形態に、つねに人物の人物のイメージをともないます。なぜなら細長いトルソとそれを支える足を認めることができるからです。彼の彫刻は一種の攻撃的な魔力を秘めています。
製作:1959年
profile:
1914年イギリス・ロンドン生まれます。1948年にヴェネチア・ビエンナーレで彫刻大賞を受賞。その後抽象性を強め、彩色彫刻を中心にした構成的作品を製作しています。
寄付者:大阪市
場所:郵政互助会心斎橋ビル前
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「布」
佐藤忠良
動きはほとんどなく、左手に持つ布が微妙なアクセントになっていて、それが「布」という主題の由来です。抑制されたモデリングが的確で、静かな存在感と親密な詩情がただよっています。このように、きわめて自然なポーズによるさわやかな造形に佐藤彫刻の特質があります。
製作:1989年
profile:
1912年、宮城県に生まれます。
日本の具象彫刻界を代表する作家として国内外で活躍。1981年、日本人としては初めてパリの国立ロダン美術館で個展を開くなど国際的な評価を獲得。
寄付者:(株)りそな銀行
場所:りそな銀行船場ビル前
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「二つに分断された人体」
ヘンリ−・ムーア
この作品はきわめて抽象的でありながら、有機的な生命が横溢しています。とくにくぼみなどの凹部が量塊的な凸部と微妙に対応し、凸 部はいわば寄せる波のヴォリュームとして、凹部は引く波のリズムとして捉えられています。ビオモルフィック(生命形態的)と称される所以です。
製作:1978〜79年
profile:
1898年、イギリスの中部のカッスルフォードに生まれます。
王立美術大学教授を経て、1946年にニューヨーク近代美術館で初の大回顧展開催。世界中の称賛を浴びつづけるなか、1986年没。
寄付者:伊藤忠商事(株)
場所:大阪センタービル前
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「髪をとく娘」
バルタサール・ロボ
新石器時代の豊満な地母神像を思わせます。事実、ロボは意識的に古代オリエントの裸婦像の系譜に回帰したのです。そして球形を積み重ねるという手法で、肥満した裸婦像を構成しました。このようなオリエント造形が現代に復活した背後には、ピカソらによるギリシア的古典主義否定があり、スペイン生まれのロボは同国人であるピカソに学んだのです。
製作:1970〜90年
profile:
1910年スペイン・セレシノスデカンボスに生まれます。
1939年、パリに移り住み、ヨーロッパ各国で個展を行う。わが国でも大阪や東京で大個展を開いている。1993年没。
寄付者:(株)淀川製鋼所
場所:ヨドコウビル前
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「アコーディオン弾き」
オシップ・ザツキン
アフリカの仮面や人物像はその奔放な造形で知られますが、それに学んで人体を平面の集まりとして再構成して、独自のスタイルを確立したのが、ザツキンです。ザツキンは1924年に同名の「アコーディオン弾き」を制作しましたが、この作品は1962年のもの。鋭角的な旧作ににくらべて、これは表現が穏やかで、静止的です。
製作:1962年
profile:
1890年ロシアのスモレンスクに生まれます。
キュービズムやアフリカの土着美術の影響を受けながら自己のスタイルを確立していきました。日本との関わりも深く、1925年以来、二科展に出品。1967年没。
寄付者:竹中工務店(株)
場所:御堂ビル前
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「レイ」
佐藤忠良
佐藤忠良はこの作品で八頭身の女性像を自然なポーズで、みずみずしく表現しました。「モデルの素朴で健康的な姿態にひかれ、この身体にことさら演技的なポーズをとらせずに彫刻したかった」と作者は述べています。
製作:1980年
profile:
1912年、宮城県生まれ。戦後の日本の彫刻界をリードした作家のひとりです。
女性をモチーフとした彫刻を得意とし、着衣・裸婦にかかわらず現代的センスの溢れる女性像で人気を博しています。
寄付者:三井不動産(株)
場所:御堂筋三井ビルディング前
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「踊り子」
フェルナンド・ボテロ
極端に肥満した女性像が」ボテロのトレードマークです。彼はヨーロッパ的伝統から離れて、古代オリエントの豊満な地母神像に回帰しました。この踊り子はこの上なくおおらかで、ユーモラスです。
製作:1981年
profile:
1932年、南米コロンビア生まれます。人物を彼一流の大きく膨らんだかたちに変型させていくのが、ボテロ芸術のスタイル。表現する対象を膨らませることで作品にはユーモラスでほのぼのとした味わいが生まれ、見る者をやすらぎの中に包みこみます。
寄付者:(株)長谷工コーポレイション
場所:長谷川第一ビル前
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「イヴ」
オーギュスト・ロダン
ロダンは言いました。「肉付けする時は、決して表面で考えるな。すべての表面を、その背後からうまれるボリュームの先端としてとらえよ」と。この彫刻でも、皮膚の下に広がる筋肉や骨の起伏が見事にあらわされています。
製作:1883年
profile:
1840年フランス・パリ生まれ。
1876年「青銅時代」を発表し第一線の彫刻家として歩み始めました。多くのブロンズ、大理石の作品を残し、近代彫刻家の巨匠となりました。 1917年没。
寄付者:大阪ガス(株)
場所:大阪ガスビル前
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「大空に」
桑原巨守
この作品は「大空に」のタイトルが示すように、少女の平和への願いをのせて、鳩が大空に飛び立つところです。そのようなテーマを遠心的空間によって清らかに謳いあげたところに、この作品の魅力があります。桑原巨守は風や花と関連する、この種の清純な少女像の作者として知られます。
製作:1984年
profile:
1927年、群馬県生まれ。
1966年に二紀展で初入選。その後も 二紀展を中心に発表活動を行っています。1975年に菊華賞を受賞。1983年に文部大臣賞を受賞してその作風が注目されました。
寄付者:武田薬品工業(株)
場所:武田御堂筋ビル前
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「啓示」
日高正法
人物は天を指す手と、地を指す手及び紡錘形の身体だけで、頭部がありません。しかもそれが著しくデフォルメされて、直線と曲線などの対立する造形要素が組み合わさっています。それは不可視な存在を象徴的手法で視覚化するためで、かくして「啓示」という宗教的テーマが見事に具体化されました。
製作:1993年
profile:
1915年鹿児島県生まれ。
東京美術学校(現・東京芸術大学)において黒岩満哉に師事し、彫刻を学びました。1936年二科展に初入選した後、二科展を中心として発表活動を行っています。
寄付者:ハタダ(株)
場所:大阪明治生命館前ランド・アクシス・タワー前
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「ヘクテルとアンドロマケ」
デ・キリコ
彼は神秘的な風景・人物・静物にメタフィジカル(形而上的)なイメージを暗示しようとしました。卵形の頭や鉄のシリンダーのような腕を持つ人間には一切の現実性はありません。彼は原子爆弾が投下されたあとの、墓場のような「死」の世界を暗示したのかも知れません。
製作:1973年
profile:
ジョルジオ・デ・キリコ
1888年ギリシアに生まれます。
現実的な物事の背後にあるメタフィジカルな領域を探りました。しかし1920年ころ作風は一変し、マチエールへの感心が高まり古典的様式に近づいていきました。1978年没。
寄付者:(株)みずほ銀行
場所:興銀ビル前
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「水浴者」
マルチェルロ・マスケリーニ
まず目に入るのは、十等身以上の細い身体とすらりと伸びた長い脚です。それに小さい頭とはちきれそうな大きな乳房が印象的であります。形態の単純化が極端におし進められ、円柱、円錐、球という幾何学的な基本形態で構成されているにも関わらず、有機的な生命性を感じさせるところに、マスケリーニの手腕があります。
製作:1980年
profile:
1906年に北イタリアで生まれます。
独学で彫刻を学び、19歳で地元のトリエステで彫刻家としてスタート。1931年、古代エトルリア美術から、自己のスタイルの確立に大きな影響を受けました。1983年没。
寄付者:(株)みずほ銀行
場所:大阪富士ビル前
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「ダンサー」
ヴェナンツォ・クロチェッティ
彼も具象派の大家で腕を組んで静かにたたずむ踊り子を、的確なモデリングでとらえています。その優雅なポーズにはみずみずしい情緒がただよっています。
製作:1982年
profile:
1913年イタリア・ジュリアーノーヴァ生まれます。
早くからその才能を認められ、36歳にしてサンピエトロ寺院正面レリーフ(1964年完成)の国際コンペに優勝し、その評価を揺るぎないものとしました。
寄付者:(株)東京三菱銀行
場所:大阪東銀ビル前
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